公開日:2023/05/31
Necosum(ねこすむ)~猫と住む家~『空き家再生』の建設若菜が『猫共生住宅』を創ります!
空き家の再生を手掛けてきた建設若菜では このたび『猫共生戸建て賃貸住宅』をお届けすることとなりました!
当社はおもに神戸市内で築古の空き家をリフォームし、収益物件や実需物件として生まれ変わらせて入居者様・オーナー様に満足していただくのはもちろん 社会問題である空き家解消にも微力ながら貢献できるようこの約10年努めてまいりました。
昨今のペットブームのなか、当社で扱う物件でも犬や猫などのペットと一緒にお住いの入居者様もたくさんおられます。以前に比べてペット飼育可の賃貸物件は増えており、犬のみ可だけでなく最近では猫可物件も確かに増えています。
ただ、ペット飼育可物件というのは、単に飼育可能というだけでペットと暮らすことを前提とした住宅や設備ではなく、飼える頭数もたいてい1頭(匹)のみというのが一般的で、人とペットが共により快適な暮らしを実現することができる ”ペット共生物件”とは全く異なるものと言えます。
ペットとの共生という考えは2000年以降浸透しはじめ、ペット共生住宅もこの10年でずいぶん見られるようになりました。その数は首都圏ではどんどん増えており、大手の住宅メーカー等がプロデュースするさまざまなペット共生賃貸住宅が数多く登場しています。
2022年度ペットフード協会によるアンケート結果では 1世帯平均飼育頭数が犬では1.26頭、猫では1.76頭となっており、猫の方がより複数飼育される傾向にありますが、複数の猫と暮らせる賃貸住宅の数はまだまだ少ないといえます。猫1匹飼育可の賃貸にお住いの方でも、できるなら複数の猫達と暮らしたい、とお考えの方もたくさんいらっしゃるでしょう。
当社でも、入居者様・物件のオーナー様・そしてもちろん猫達にも満足してもらえるような賃貸住宅がもっとあったらよいのに…との思いを以前から持っておりました。
ところで、これは実際に当社が過去に経験した事案なのですが…犬飼育可の戸建て賃貸物件の入居者様で初めは1頭飼育とのことでしたが、最終的には多頭飼育となり、その飼育環境もかなり良くない状況となってしまいました。
管理会社でもある当社としても出来うる限りの対応をさせていただきましたが、近隣の方からの苦情等も入り、入居者様による現状改善にも応じていただくこと叶わず、残念ながらご退去願うこととなりました。当社にとっても残念で忘れられない苦い経験です。
この経験も教訓として、せっかく家族として迎えたペット達…その飼い主である入居者様と共に安心して快適に暮らしてもらえる、そしてその安心してご入居いただけることがオーナー様の満足度にも繋がる…そんな住宅をご提供したい、との思いをさらに強くしました。
そこで思い出していただきたいのが、当社はこの10年おもに神戸市内でたくさんの空き家をそれぞれの物件の状況やそれを取り巻く情勢などを勘案して、各々の物件に応じたリフォームを施すことにより、ときには収益物件としてときには実需物件としてまた人が住む場所へと再生させるたくさんのノウハウを蓄積してきました。
そんな当社だからできること…
『空き家再生』×『猫共生賃貸住宅』に挑戦しました。そして完成させたのが『Necosum(ねこすむ)~猫と住む家~』です
今ある空き家を人と猫が暮らしやすい家となるよう再生させる。ただ、当然ながら費用をかければかけるほど快適な目指す猫共生住宅が完成するのでしょう。が、それによりリフォーム工事費用が嵩んだり、賃料が高くなってしまっては猫共生住宅を望んでおられるたくさんのかたにお届けすることはできません。
長年空き家再生を手掛けてきたわれわれ建設若菜だからこそ、その兼ね合いを図ることができ、そのような住まいを探しておられるたくさんのかたにお届けすることができる…そう確信しております。
その第1弾として神戸市長田区の築50年超のテラスハウスを猫と人が快適に暮らせるように…との思いを込めてリフォームし猫共生戸建て賃貸住宅へ生まれ変わらせました。
床はペットの脚に優しく、吐き戻しやトイレの失敗などの際にも掃除が簡単なペット用クッションフロアを採用。猫達が長い時間過ごすリビングの壁材には、猫の引っ搔きや衝撃にも強いウッドパネルを利用しました。これはパーツ毎に取替が可能なので、傷みがひどくなった場合でも修繕が簡単です。
もちろん猫たちが大好きな窓辺でのんびり過ごせるよう窓際にはカウンターも備えてあります。そのカウンターにたどり着く経路としてステップを設置し、自由気ままに猫たちがたくさん上って寝そべって穏やかに過ごしてくれることを期待しています。部屋の扉を閉めていても猫達が居室間を移動できるペットドアも取り付けました。戸外へ飛び出して悲しいことが起こらないように玄関には逃走防止用扉の設置も忘れてはいません。
ペットを飼っていて避けられないのは糞尿の処理…そのニオイも気になります。ペットのために室内の温度管理をしていても換気のために扉や窓を開けると室内の温度が変化し冷暖房効率も下がってしまいます。
ペットにとっても温度変化はよくありません。そこで熱交換型換気扇を設置し、室内の温度変化をなるべく抑えつつ換気することができ、お部屋の空気を新鮮に保てるように考えました。
ペットのシャワーや大物を洗うこともできるペット用シンクを備えた大きなカウンターのある洗面室には除湿乾燥機を設置しており、換気扇はペットの毛やほこりで目詰まりしにくいメタルフィルター付を採用しました。
猫達も人も快適に暮らせるような工夫をたくさん盛り込みました。
こちらの物件は工事完了前に3匹の猫ちゃん達とのご入居のお申し込みをいただきました。
今日もまた、さらに新たな
『Necosum(ねこすむ)~猫と住む家~』をお届けできるようにリフォーム工事実施中です!
さらに
『Necosum(ねこすむ)~猫と住む家~』についてお伝えしたいこと…
多頭飼育可能
第1弾『Necosum(ねこすむ)~猫と住む家~』は2階建てテラスハウスなので3匹飼育可能となっております。
住宅の広さや状況に応じて飼育できる匹数を規定しますが、猫と人の共生を目指すという思いを同じくしていることを踏まえて『Necosum(ねこすむ)~猫と住む家~』では多頭飼育可能としております。お申込みの際に直接お話をして飼育状況等を確認のうえ判断させていただきますが規定以上の飼育についても別途ご相談させていただくことも可能です。
部屋の原状回復義務について
賃貸住宅でペットを飼っていて原状回復費用については気になるところです。
当社がお届けする猫共生賃貸住宅『Necosum(ねこすむ)~猫と住む家~』では、猫達が快適に過ごせることはもちろん、飼い主である入居者様が心安らかに暮らせるためにも、室内の破損や汚損についてなるべく原状回復義務のご負担がかからないようにしたいとの思いから、通常の飼育における猫による床や壁の破損や汚損についは不問としていきたいと考えております。
猫達が床や壁を引っかいたり、傷つけたり、汚したり…猫と暮らしているなかで日々起こることに気を揉まずに過ごしていただきたい。猫達には思う存分家の中でいっぱい走り回り、いっぱい遊んで、飼い主である入居者様との生活を満喫してもらいたい、猫共生賃貸住宅をお届けする私たちの思いです。
ただ、先にご紹介した例のように通常の飼育…という社会通念上の常識を超えた状況の場合や設備等へのダメージの場合はその限りではなく、別途ご相談させていただく可能性があることについてはご了承願いたいところではあります。
猫達と入居者様が安心して暮らせるよう、入居後も当社は管理会社としていろいろなお手伝いをさせていただきます。動物病院のご紹介、ペット保険のご案内、ペットホテルやトリミング施設などのご案内…等々猫達との快適な暮らしに役に立つサポートをさせていただきます。
また、飼育の状況を定期的に確認させていただくなど入居者様とのコミュニーションを密にすることで猫と人とのよりよい共生へのお手伝いができれば、と考えております。
さらに猫達との暮らしの中でお気づきの点やご意見等を入居者様からお伺いし、そのお声を活かして、猫達、入居者様、オーナー様により満足いただけるような猫共生住宅を目指していきます
ペットブームやコロナ禍の影響によるペット飼育の増加、そしてその陰にある安易で身勝手な飼い主による遺棄や放棄などの問題といった心が痛む現状もあるなか、猫との共生を目指すという思いを同じくして『Necosum(ねこすむ)~猫とすむ家~』をお選びいただいた入居者様・オーナー様と一緒にこれからも『空き家』から
『Necosum(ねこすむ)~猫と住む家~』をたくさん創って行きたいと考えておりますで何卒よろしくお願いいたします
猫共生賃貸住宅に入居をご希望の方、猫共生住宅にご興味のある方、空き家の活用をお考えの方…等々まずはお気軽に建設若菜までお問合せください。
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