始める前の理解が大切!不動産投資で考えられる3つのリスクとは?

始める前の理解が大切!不動産投資で考えられる3つのリスクとは?

公開日:2019/03/14

始める前の理解が大切!不動産投資で考えられる3つのリスクとは?

安定した資産構築が期待できる不動産投資ですが、一方でいくつかのリスクがある点についても理解しておく必要があるでしょう。リスクを考えずに投資を始めると、思いもよらぬ窮地に陥ってしまうケースがあります。不動産投資を始める際は起こり得るリスクをよく理解し、あらかじめリスク回避を考えておく姿勢が大切なのです。

 

 

不動産を購入する際のリスク

不動産投資を始める際、まず考えなければならないのが「購入のリスク」です。不動産は決して安い買い物ではありません。一度不動産を購入すれば後戻りはできないため、事前にあらゆる情報をしっかり把握しておいた方がいいでしょう。

 

 

多額の費用が発生

不動産購入時には多額の費用が発生します。物件本体の費用だけでなく、税金や保険料、仲介会社に支払う仲介手数料といった諸経費を支払う必要があるため、単純な不動産価格だけでそろばんをはじくのは禁物です。また、現金一括購入であれば問題はありませんが、ローンで不動産を購入した場合、返済中に金利が上昇し負担が増すリスクがあります。

 

 

欠陥住宅を購入

事前にしっかりとしたチェックを怠っていると、住宅の欠陥を見落としてしまう可能性があります。欠陥住宅を購入した場合、物件の価値が下がるだけでなく入居者の確保に苦戦するなど、大きなリスクとなってしまうのは間違いありません。修繕や改修により、余分なコストがかかってしまうのも大きな負担となります。

 

 

不動産を所有している際のリスク

不動産は無事購入したあとでも、多くのリスクがあります。しっかりとしたリスクヘッジを意識しておかないと損失となる恐れがあるため、どのような問題があるかチェックしておきましょう。

 

 

空き室の発生

「安定した家賃収入」は不動産投資をする最大のメリットです。しかし、建物の環境や立地条件が悪いなどの理由により入居者が減少すると、空き家が多く発生し家賃収入も安定しません。最悪の場合、家賃収入がローンの支払いを下回り赤字となってしまうケースもあります。また、空き家状態のまま放置していると、国から「特定空き家」に認定され、税金の負担が増す恐れがある点も注意しておきましょう。

 

 

天災に遭遇

災害大国である日本では、地震や台風、それに伴い発生する火災など、常に天災に遭遇するリスクを覚悟しなければいけません。天災によって建物が破損・倒壊してしまえば、大きな損失となるのは間違いないでしょう。地震保険に加入していれば負担の軽減は可能ですが、家賃収入は見込めなくなるため大きなリスクとして考えておくべきです。

 

 

家賃を滞納される

入居者が多くても、家賃を滞納されてしまっては意味がありません。前述したように、不動産を所有している間はローンの返済をする必要があり、そのほかにも管理修繕費などの支出が発生します。家賃を滞納されると月の収支が赤字となる恐れがあります、最悪の場合家賃支払いを求め裁判に発展するケースもあり、多くの労力を消費するのは間違いありません。

 

 

不動産を売却する際のリスク

不動産は売却をする際にもさまざまなリスクが発生します。最後に大きな損失を出してしまうケースもあるため、しっかりとした対策が必要です。

 

 

多額の費用が発生

不動産の売却時は購入時同様、物件本体以外にも多くの経費が発生します。中でも注意しておきたいのが「税金」です。不動産を売却する際に利益が出ると、「譲渡所得税」を納付しなければいけません。また、不動産購入時に融資を受けていた場合は抵当権抹消登記の「登録免許税」が発生する点も押さえておく必要があります。支払いが滞ると差し押さえをされるリスクがあるため、注意しておきましょう。

 

 

思い通りに売却できない

購入と違い、売却は自分の意思のみではできません。条件の悪い建物の場合いつまでも売却できず、持て余してしまうケースがあります。また、たとえ売却相手が見つかったとしても、希望通りの金額にならない可能性は覚悟しなければいけません。希望通りの時期・金額で売却するためには、物件をどれだけ魅力的にアピールできるか、事前に模索しておく意識が求められます。

 

 

リスクを回避するための方法

不動産投資には数多くのリスクがありますが、こうしたリスクは事前にしっかり対策を立てることで回避できます。たとえば、空き室が心配なのであれば、管理会社に部屋を貸す「サブリース」という方法を利用すると、安定した収入を見込むことができるでしょう。

 

欠陥住宅購入を防ぎたいのであれば、物件がどのような状態か記載されている「物件状況確認書」が不動産購入前に渡されるため、きっちり目を通しておくと予想外の事態を防げます。地震などの災害による損失は、前述したように保険に加入すれば負担軽減が可能です。このように、どのようなリスクがあるかあらかじめ把握しておけば、いかようにも対策はできます。

 

 

まとめ

ご紹介したように、不動産投資で発生するリスクはしっかりとした対策によって回避できます。しかし、投資初心者であれば万全の対策ができているか不安に感じるかもしれません。そんなときは、不動産売買だけでなく、工事から管理までを一貫して請け負っている建設若菜までご相談ください。お話を親身になってお聞きし、的確なアドバイスによって不動産投資のリスクを1つずつ解消していきます。

 

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監修者情報 代表 中村 康平(なかむら こうへい) 代表 中村 康平(なかむら こうへい) 私たち「建設若菜」は、空き家の不動産投資に焦点を当て、家を通じて社会への貢献を目指しています。相互扶助の精神を大切にし、お客様の空き家に関する課題に真摯に向き合い、最適な提案を行います。物件に関するご相談がありましたらお気軽にお問い合わせください。 会社概要・お問い合わせはこちら>>